Region[リージョン] No.27 | 渕上印刷 28/40

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2012年1月、東京在住の編集者・岡本仁さんの著書『続・ぼくの鹿児島案内』が刊行された。岡本さんが初めて鹿児島を訪れたのは、2008年初夏。鹿児島を旅した友人たちが口々に「面白かった」と言うのを聞いて、興味を持ったのがきっかけだった。以来、鹿児島を頻繁に訪れるようになった岡本さん。県内のあちこちを訪ね歩き、鹿児島の素晴らしさについてまとめたのが、前著『ぼくの鹿児島案内』だ。それから2年を経ての続編刊行となる。「前の本も今回の本も、鹿児島の人たちが『いいおせっかい』だからこそできた本です。鹿児島の人たちは頼みもしないのに、相変わらず面白い所やおいしいものを教えてくれる(笑)。こういう楽しい情報は皆でシェアするのがいい。続編ができたのは自然な流れでした」と岡本さんは語る。本書は岡本さんによる写真とエッセイが中心だ。いわゆる「ガイド本」とは一線を画すように見えるが、ガイドブックとして使えるよう、住所や電話番号、地図といった最低限の情報も盛り込まれている。ほかにも、岡本さんの鹿児島在住の友人たちが地元のお勧めを10個ずつ紹介する「よか十」、東京で活躍した経歴を持つ鹿児島在住の人々へのインタビューページなど、楽しい工夫が盛りだくさんで読み飽きない。「『幕の内弁当』みたいなものが好きなんですよ。多様な視点を入れると鹿児島の新たな一面が見えて面白い」と岡本さん。1月28日、2月の全国発売に先駆け、鹿児島市にあるショップ兼カフェGOOD NEIGHBORsでリリースパーティーが開催された。先行販売とサイン会も行われ、続編を待ち望んでいた人々が詰めかけた。待ち切れないのか、会場のあちらこちらで購入した本に読みふける人も。「読んだら行きたくなる、そんな本ですよ」と岡本さん。岡本さんの訪れた場所を辿りつつ、私たち鹿児島人も地元の豊かさを再発見してみたい。鹿児島人の「おせっかい」があればこそ。~『続・ぼくの鹿児島案内』発刊~1リリースパーティーでの本の先行販売とサイン会の様子。2鹿児島出身のミュージシャン・坂口修一郎さんとのトークショーも。3『続・ぼくの鹿児島案内』で取り上げた一部商品の 展示・販売も行われた。著者の岡本仁さん。12330

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