Region[リージョン] No.28 | 渕上印刷 33/40

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文:生田 誠絵プ葉書トリッなつかしの風景、絵葉書に見る鹿児島第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一第一通通通通通通通通通通通通通通通通通通PROFILEいくた・まこと。絵葉書研究家。昭和32年、京都市生まれ。元産経新聞記者。主な著書に『2005 日本絵葉書カタログ』『日本の美術絵はがき1900-1935』などがある。市電のいる定番、目指すは山形屋読者の皆様、はじめまして。今回から、この誌面を借りて、絵葉書の中にあるなつかしい鹿児島の風景を紹介することになった、絵葉書研究家の生田誠です。拙文ではございますが、お付き合いください。さて、日本全国のあちこちで、街歩きをする人が増えています。健康にもいいし、手軽で、安上がり。老いも若きも歩け、歩けという風潮です。もちろん、ふらっと出掛けてもいいのですが、何か目標の場所があれば、なおさらいいでしょう。そんな目標を見つけました。デパートです。鹿児島には、山形屋という素晴らしいお店があります。私も知人の案内で訪れましたが、買い物客でいっぱいでした。江戸時代の創業で、画面のようなルネッサンス風の店舗は大正5(1916)年の竣工といいますから、もうすぐ100年。でも、お店についての詳しい説明などは、地元の方には必要ないでしょう。私がご紹介したいのは、山形屋へ向かう道、風景です。天文館通から、いづろ通へカーブする、市電のいる風景。鹿児島の街並みの絵葉書の第一の定番で、時代や発行所の異なるものがたくさんあります。これは乃木2銭の切手が貼られ、昭和14(1939)年に実際に使用されたもの。発行していたのは、現在も天文館に額縁店を構える集景堂というお店であることも、裏面からわかります。3535

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