ひだまり2月号No305
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チャレンジ!園芸情報チャレンジ!園芸情報年間スケジュールを作るための基礎知識(連作障害対策編)連作障害を防ぐ基本は、同じ場所で同じ野菜を続けて作らずに、異なる科の野菜を順番に作っていく「輪作」を行うことが大切です。野菜は、野菜ごとに肥料の好き嫌いがあり、好物の物ばかり食べ、嫌いな物だけが残ってしまう特徴があります。その為、後作に同じ科の野菜を植えると土の中に好物が無い状態なので生育が悪くなります。また、土の中では、前作の根からの分泌物質や病気の基、害虫が増えやすくなるので、違う科の野菜を植えることで連作障害も起きにくくなります。ひだまり1月号掲載の「輪作年限」を参考に、年数をあけて栽培プランを組み立てて下さい。3〜4年の終期で、水田状態と畑状態とに土壌環境を変えて、イネと野菜を栽培する方法です。完熟堆肥などの有機物を投入します。これにより、土壌中の有用微生物の密度を高め、微量要素の補給を行います。消毒剤や太陽光により、土壌を消毒します。天地返しや深耕、新しい土を入れることも有効です。土壌病害に対して、抵抗性のある品種を選びます。根こぶ病に抵抗性のある品種には「CR」、萎黄病に抵抗性のある品種には「YR」の文字が市販の種袋の品種名に付けられています。また、キュウリ、スイカ、トマトなどの苗を選ぶ際は、「接木苗」のものを選びます。「青刈作物」とは、茎葉を飼料として利用する目的で栽培するもので、種実のできる前に刈り取ります。野菜作付けの合間に青刈作物を栽培し、そこで得られる有機物を土にすき込みます。ソルゴーやトウモロコシ、麦類など、茎葉の生育が旺盛で有機物を多く確保できる作物がオススメです。順番に違う科の野菜を作る「輪作」を同時に行ってしまおうというのが、複数の野菜を一緒に植える「間作・混植」という方法。「間作」とは作物との間に他の作物を植える方法で、「混植」とは株間などに他の作物を混合栽培する方法のことを言います。1.輪作3.田畑輪換4.有機物の投入5.土壌消毒6.抵抗性品種の導入7.青刈作物の導入2.間作・混植9ひだまり 2018年2月号チャレンジ!園芸情報チャレンジ!園芸情報チャレンジ!園芸情報チャレンジ!園芸情報◆ 紙面のみの掲載となります。

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